2011-01-24

右手中指の腫

裁縫にこんをつめて右中指が突き指したようにはれて病院に行ったら、使い過ぎといわれて塗り薬をもらった。二日して完全に治ったが、もしかしたらリウマチの始まりかもしれないから気をつけねば。
その何日前かに突如また玄米にしようと思って玄米食にしたけど、体が欲したのかもしれない。
参考文献をみつけた。

リウマチは自己免疫疾患
リウマチは多発性関節炎を主症状とする疾患で、朝起床時に関節のこわばりや進行すると関節が変形、拘縮(こうしゅく)し、動かなくなっていく病気である。また結節性多発性動脈炎様の全身性壊死性血管炎を伴い、短期間のうちに死に至る例を悪性関節リウマチと呼んでいる。
血液検査では自己免疫抗体であるリウマトイド因子(RF)が陽性を示すため、リウマチも自己免疫疾患のひとつと考えられている。本来免疫とは、自身の体組織と異なる異物が体内に侵入した場合、それに対する抗体を生成し自身を防御する機能のことをいう。しかし正常な免疫機能が障害され、正常に働かないと自己の体組織に対する抗体を生成し、自分で自分の体組織を攻撃してしまう。このような状態のことを自己免疫疾患という。自己免疫疾患はリウマチの他にも溶血性貧血や甲状腺炎(橋本病)、全身性エリテマトーデスなどがある。

薬物療法では治らない
現代医学的治療は非ステロイド系抗灸症剤、金製剤、ステロイド剤、免疫抑制剤(抗癌剤)などの薬物療法が主体となる。しかし筆者はこのような薬物療法によってリウマチが治ったという実例を経験したことはない。そればかりか、高血圧、糖尿病、痛風などの慢性病すべてについても、現代医学的な治療で治ったという実例を見たことはない。これらの化学薬品を投与すればするほど、病状は悪化していき種々な合併症で苦しむこととなる。
リウマチのみならず、どのような病気であろうと、その病気を治したいのであれば、生活習慣やものの考え方を今までとは180度変えることが必要となる。肉や魚、砂糖などを中心とした食生活を続けながら、何か特殊なもの、例えば化学薬品や健康食品のみで病気を治そうとしてもしょせん無理なことである。ほとんどの病気がこれら現代的な食生活を続けたがゆえに、あるいは飽食したがゆえに起こったものだからである。

食事療法と手当て法
マクロビオティック食養生では、リウマチの場合も、それが陰性のリウマチか陽性のリウマチかを的確に判断してから食養を始めなければならない。
陰性のリウマチであれば陽性の玄米菜食を実践していく。主食は玄米ご飯か小豆入り玄米ご飯とし、ゴマ塩か鉄火みそをふりかけて食す。代用食はソバ。副食として、きんぴら(ごぼう、にんじん、れんこん)、たくあん、梅干、みそ漬け、味噌汁(だしは昆布のみ)、飲み物としては梅醤番茶とする。
陽性のリウマチには、少し陰性の玄米菜食を行う。主食は玄米ご飯、玄米粥とし、代用食はうどん。副食として、野菜のてんぷら、おひたし、味噌汁(だしは昆布、椎茸)、飲み物は三年番茶、または玄米茶とする。
リウマチ(陰陽ともに)の手当て法としては、痛みのある関節に生姜湿布、里芋パスタをし、焼き塩であたためる。第一大根湯、椎茸スープを一合ずつ服用する。大根おろしとその1/3の醤油、1/3の熱いゴマ油をまぜたものを服用する。すり生姜を袋に入れ、それをふり出した熱めの風呂に5分間ずつ入る。発熱には椎茸入り玄米スープ、または第一大根湯を服用する。また患部を大根干葉湯、あるいは生姜湯で蒸し、その後に生姜油をすりこむ方法などがある。
病気治しの考え方、方法などは、「新食養療法」桜沢如一・著、日本CI協会・刊を参考にされるとよい。

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